2024.05.24

振袖の柄の種類・意味を知って振袖選び！人気柄は？

成人式の振袖選びをこれから始めようと考えている方、どのように選んだらいいのかわからない方、成人式に着ないといけないの？と着ることを悩んでいる方は、ぜひ意味を知ってから振袖選びを進めていきましょう。

振袖選びまでに知っておきたい〝振袖についての様々な意味〟

・振袖とは

・振袖に入っている柄の意味

・人気のある柄

成人式だから振袖を着るというだけでなく、振袖のについて少し詳しくなりましょう

また、振袖を選ぶ時のポイントにする方が多いのは色ではないでしょうか。もちろん、色は第一印象としてはとても大切です。明るい色にするのか、渋い色にするのか、、悩むところではあるかと思いますが、もう一つのポイントは〝柄〟です。

振袖の色は一緒でも、柄の入れ方によって全体のイメージが変わります。

意味を知った状態で振袖選びをすると、さらに振袖選びが楽しく、素敵なお振袖との出会いがありますので、参考にしてみてください。

・振袖とは

振袖がどんなものか、皆様も見たことがあると思います。

一番の特徴である、袖の長さ。こちらは皆様も知っていますよね。

振袖は通常の着物（留袖や訪問着）よりも袖が長くなっていますが、振袖をなぜ成人式に着るのか知っていますか？

振袖は未婚女性の第一礼装と言って最も格式の高い着物の一つです。

着物にも種類があり、着る場面に合わせて着物を選ぶというのが基本です。

成人式という日は、20歳という年を迎えると一人前の大人と言われ(現在成人年齢は18歳になりましたが)大人になり新たなスタートを迎える方々を盛大に祝福する意味があります。

その人生でも大きな節目である成人式に、格式の高い振袖が最適な着物となっております。

また、振袖には長い袖で厄を振り払うという意味もあり、これから先の人生の厄や災難を払い、身を清めて新たなスタートを切るという意味も込められています。

成人式に参加されない方でも、振袖を着て写真を撮り記念に残したりもしますし、二十歳までの間にお世話になった親戚の方々や大切な人へ振袖姿を披露し、大人になった報告や感謝を伝える場面でもあります。新成人の象徴ともなっている振袖で大きな節目の日を迎え、多くの方に祝福して頂きましょう。

・振袖に入っている柄の意味

振袖についてはお伝えしましたが、お振袖に描かれている柄にも様々な意味が込められています。どのような柄の種類があり、どのような意味があるのかをご紹介いたします。

桜は振袖にも多く描かれている柄。

春の花として最も有名ですよね。春は新たなスタートをお迎える時期であります。そんな門出の時期に咲く桜は振袖だけでなく、帯にも使用されている事も。

また、桜の花言葉はご存じですか？「優美な女性」「純潔」とされています。新成人の方にもぴったりな花言葉です。また、始まりを象徴とする桜は縁起の良いお花と言われています。

菊は桜と同様、日本の国花です。

菊に対して縁起の良くないものとお考えの方もいるかもしれませんが、菊は「高潔」「高貴」という花言葉と「長寿祈願」にも言い伝えのあるお花です。また、邪気を払うと意味もあり、とても縁起の良いお花なんです。菊は花びらが多く華やかでもあるため、髪飾りにも多く使われています。

牡丹は豪華で女性らしさも感じる花。牡丹には「永遠の美」「幸福」という意味が込められております。また、「思いやり」という隠された花言葉もあり、豪華なイメージがあるとは思いますが、優しく美しい品格のある花です。

大胆に描かれることも多く、牡丹の華やかさで目を引く振袖にもなります。

百合の花が描かれた振袖は、桜や牡丹よりも数は減りますが、凛と美しい百合の花はとても人気のある柄でもあります。百合には「純粋」「無垢」という花言葉が付いていて、純白で気品も感じる花です。また「優しい心」という意味も込められています。百合の振袖は凛とした振袖姿にしたい方にすごくおすすめな振袖になります。

こちらの振袖には桜・菊・牡丹や他にも鞠も描かれています。

鞠も古典的な振袖によく目にする柄かと思います。鞠にも花のように意味があります。鞠は長い糸を使い作られていることから「長寿」「縁を結ぶ」という縁起の良い意味が込められています。また「魔除け」やお守りという意味もあるので、成人式の振袖の柄にもぴったりなもの。鞠が入ると丸いフォルムから可愛らしさも感じることのできる柄になります。

他にも様々な柄があります。鶴や鳳凰や蝶々などの生き物や、模様として使用されている七宝柄、亀甲柄、麻の葉柄なども。種類もたくさんあります。そしてそれぞれに縁起の良い意味があります。

鶴・・長寿

鳳凰・・平和と幸福

七宝柄・・縁をつなげる

亀甲柄・・長寿、魔除け

など素敵な意味の込められたお振袖を着て、二十歳という節目でもあるお祝いを迎えましょう。

・人気の柄